C'est ma vie. シンプリスト凪

R45、凪の、暮らしと心のシンプルライフガイド。

家庭の在るべき姿

 

乾いた風の冷たさが、秋の深まりを感じる朝。

空高く澄んだ秋晴れの今朝は、うれしい気持ちで目覚めました。

 

息子は、小学生の時いじめられっ子で、

4年生、5年生頃は、学校へ行くのが困難だった時期もあります。

本当に、本当に、

毎日、毎朝、毎晩、親子で泣いていました。

息子の涙の理由は、悲しみは当然ですが、

困難に打ち勝てない自分の弱さに対する悔しさからくる涙でもありました。

そんな息子に、親として、

他の子供たちのように、安心して学校へ行ける環境を整えてあげられないことが、

私の悲しみであり悔しさでした。

 

親にとって、

子供の涙は、本当につらいものですよね。

 

そんな苦しみを乗り越え、

息子は今、自信を持って中学校生活を送っています。

別人のようだと先生方はおっしゃいますが、

私としては、本来の自信と明るさを取り戻しただけなんだけどなと思います。

 

息子と同じ部活で、小学生の頃からよく遊んでいた同級生の友達が、

今年4月の新学期から登校拒否になりました。

目立ったいじめがあったわけでも、

特別勉強が遅れたわけでもなく、

先生も、息子をはじめとする友達も、理由が分からずとまどいました。

 

学校に行けないのと、自分の意思で行かないのとでは、

アプローチも違います。

息子の友達の場合は両方にも感じました。

 

その彼が、長い充電期間を経て、ここ数日、登校していると聞きました。

学校へ行けない苦しみ、焦り、それを見守る親の苦しみ、

両方を分かっているだけに、

彼の復帰を息子から聞いた昨日は本当にうれしく、

それで今朝の目覚めが良かったというわけです。

 

思春期の子供たちは、無邪気なだけに傷付きやすく、

自分とは何かをある時は見失い、

またある時は見間違い、

過信と不安を繰り返しながら毎日を生きています。

まるで、もやの中を全力疾走しているような危うさです。

 

成長し、絶対的な自己が確立するまでは、

家庭が疾走する体と心を休める場所でなければなりません。

 

子供たちは、大きくなるにつれ、

楽しさや面白さは外の世界に求めていくようになります。

遊びに連れて行こうにも、友達と行くと言うし、

ゲームや漫画やアニメ、音楽など、

子供の楽しみの世界には、親はなかなか入りこめません。

 

危険が及ばない限りは、楽しみの世界に大人が入り込む必要はありません。

子供の世界、友達、大切なものを尊重して、否定しないで共感してあげれば十分。

 

親、家庭が整えるべきは、楽しみではなく安らぎ。

素の自分に戻れる安心な場所。心解きほぐせる寝床です。

私は息子に、

「家の中、お母さんの前だけは、どんな愚痴も悪口も吐き出していいよ。」と言っています。

その代わり、一歩家を出たら、ネガティブな発言は慎むよう教えています。

大人にも、時にそんな場所って必要ですよね。

 

家庭はいつも、あたたかいお布団のような場所でありたいと思います。

 

凪 

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