C'est ma vie. シンプリスト凪

R45、凪の、暮らしと心のシンプルライフガイド。

私が仕事を辞めたわけ。ワーキングマザーがマザーになった話。

 心も暮らしもシンプルに生きたい。

もっと肩の荷をおろして楽に生きたい。

何年も、私の心はそう訴えかけていました。

 

でも私の人格の大部分は、

虚栄心や見栄や成功欲や競争心といったものにおおわれてしまっていて、

心の声にふたをして、走り続けてきました。

 

世間並みよりもっと上、

持ち物でも、仕事でも、外見でも、暮らしぶりでも、

人がうらやむようなレベルになりたかったんだと思います。

書いていて、嫌になってきました。

ほんと、しょーもない人間ですね。

 

仕事をしてお金を稼げばたいがいの望みは叶うとも思っていたので、

本業以外にも、来た話は断らずにやっていたら、

業種が4つくらいになってしまっていた時期もあります。

忙しいということが、かっこいいみたいに思っていました。

 

精神が未熟なままに子供を授かってしまい、

一番、しわ寄せが行ったのが、息子でした。

 

その時その時、学校へ伝えて対処はしていたものの、

年々ひどくなるいじめ。

精神的に不安定な息子と一緒にいてやれる時間が圧倒的に少なかったのです。

 

帰宅が夜遅くなることもあり、

私の携帯に、3分おきの息子からの着信履歴。

それを見た時は、いつも辛かったです。

でも、もっともっと息子は辛かったはずです。

こんな出来損ないの母にも、SOSを出し続けてくれました。

助けるのは母しかいないと、気付かせてくれました。

 

当時していた日中の仕事は、

毎朝、先に私が家を出るので、息子を見送れない。

その後、ひとりで登校をとまどう息子をはげましたり、

学校を休むにしても一緒に居られない。

 

本業では、息子の帰宅に合わせて、

出迎えられる時間に家に居られるよう調整もしました。

でも、どうしても本番が夜になることも多く、不安な時間を過ごさせてしまう。

 

もう、どの時間も、息子をひとりに出来ないと悟りました。

学校に行けないなら、私がずっと一緒に居よう。

勉強なんて出来なくたっていい。

お腹の中にいた時のように、

彼が生きていてくれさえすればいいと心から、本当に心から思いました。

息子の心に空いた穴を象徴するかのように、

私の頭にも十円ハゲが出来ました。

母と子は、やはりつながっている、もう一度、つながろう!と思いました。

 

どんなにお金があっても、

子供の心の安定、

子供との時間、

親子の絆は買えません。

 

仕事で私の代わりは居ても、この子の母親の代わりは居ない。

今、きちんと母とならず、いつなるのだ!

 毎晩泣きながら眠る息子を抱きしめて、

ライフスタイルを根本から変える決意をしました。

息子小4の秋のことでした。

 

いじめとの戦いは、その後も続きます。

仕事を減らしていくことは相手あってのことで、段階を踏んでいきましたが、

私の決意が息子の心の安心につながったのか、

彼のメンタルはそこから驚異的に強くなっていきました。

 

今、彼は、クラス、学年、部活、

どこのコミュニティーでも中心となって、

人を笑わせ、場を盛り上げる、「とにかく明るい」男です。

弱きを助け、強きをくじくことが出来ていると、お褒めの言葉を頂くこともあります。

たくさんの友達にも恵まれ、先生方にも元気すぎると言われるくらいです。

勉強は出来ません( ´∀` )

 

こんな日がくるなんて。

あの時、決意してよかった。

仕事、辞めてよかった。

減らしてよかった。

息子の笑顔と比べたら私のキャリアなんてちっぽけ、

続ける価値もなかったですね。

 

夕方、息子と犬の散歩に出かけます。

その日あったうれしいこと、悔しいこと、機関銃のように報告してくれます。

私の背を追い越して、たくましくなった息子の姿を見ながら、

今の幸せをかみしめています。

 

お読み頂きありがとうございました。

暮らしと心のシンプルライフをすすめていくなかで、

子育てに対しても、迷わず、流されず、出来るようになってきました。

そんな私の思いを、子育てカテゴリーで書いています。

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