C'est ma vie. シンプリスト凪

R45、凪の、暮らしと心のシンプルライフガイド。

自己肯定感を育むことが、子どもが幸せな人生を歩めるかの鍵

幼少期に

夫婦問題にまきこまれた体験、

精神的、身体的に虐待された体験、

親不在で寂しかった体験、

理想の高い親のせいで、どんなに良い結果を出しても、褒めてもらえなかった体験。

それをとうの昔のことと忘れているつもりでも、

人格にしみついた、自分は親にすら認めてもらえないダメな人間なんだっていう劣等感が、

人生の節目節目で自分を苦しめている、

そんな大人が、実はたくさんいるんじゃないかと思います。

 

もしあの頃、

挫折や寂しさや悲しみを、親が一緒に共有して、

そして一言、「大丈夫、あなたはそのままで尊い」と言ってくれていたら、

人生は違ったのではないか。

その悲しみを子世代に連鎖させたくはありません。

 

自分を大切にし、困難を乗り越える強さの源となるもの、

それが自己肯定感です。

誰もが生まれながらにして持てているわけではなく、

親に無条件に愛され、受け入れてもらえることで培われます。

 

かつての日本なら、

例えば親に叱られても、よしよししてくれるおばあちゃんが近くにいて、

親は、甘やかしと愛情表現の微妙なバランスを保ちながら、子育てが出来ていました。

 

核家族が当たり前になって、親子、とくに母子は一対一で向き合いっぱなし、

子供のしでかすことは、そのまま母親の評価や批判になって返ってきてしまう。

だから、母親たちは必死で、世間の標準目線に我が子を合わせようとする。

 

最近の親に危害を加えるティーンエイジャーの共通点は、

その子が自分の努力や存在を、親に認められていないと感じていたこと。

世間ではとても評判のいい、良い子だったにもかかわらず、

親にだけはどうしても認めてもらえなかった子供たちは、

自己肯定感を持てずにさまよい、もがき、

悲しい事件を起こしてしまったのです。

 

自分は生きている価値がないと、

友達に殺してと頼んで亡くなった女子高校生の事件も記憶に新しいですよね。

 

そこにあるだけで、価値ある命なんだと、

どうして大人が実感させてあげられなかったのかと、

本当に悲しく思います。

 

残念ながら、ティーンエイジャーでは遅いのです。

 

自己肯定感は、

素直に親の言うことを聞く年齢までに種蒔きを終えていないと遅いのです。

 

男女差、個人差もありますが、小学校5年生くらいがリミットかと思います。

なぜなら、思春期に入ると、親の言葉を素直に受け入れられなくなるからです。

いくら親が、いい子だね、すごいねと言っても、

子供から返ってくる言葉は「うるさい!ほっといて」です(^^;

それこそ成長している証でもあるのですが、

実際、親や先生の手に負えないような問題行動が出てくる頃では時すでに遅し、

親が愛の種蒔きしようとしても、拒絶されてしまうのです。

 

自己を肯定出来る子は、他人も認められる。

心が安定していて健やかです。

 

自己を肯定出来ない、

自分の存在に否定的で、自分に自信のない子は、不安定です。

 

それが攻撃性となれば、いじめっ子や非行に、

内向的になればいじめられっ子や引きこもりに。

子供の問題の根っこは同じなのです。

 

もし我が子を、

いじめっ子にもいじめられっ子にも、

非行にも引きこもりにもさせたくなければ、

その子のありのままを受け入れることが一番の方法です。

 

どうやって?

 

失敗や嘘や乱暴や忘れ物や遅刻や。

日常の中には子供を叱らなければならない場面がたくさんあるのも確か。

感情的に怒るのではなく、

なぜいけないのか、理由を述べて諭すことを意識していく。

誰かと比べたり、親のプライドの問題で怒ってはいけない。

 

叱ったらその4倍、5倍、良いところを褒める。

可愛いね、愛しているよと、たくさん抱きしめてあげる。

 

最後に、

次は叱られない為に、どう行動したらいいか尋ねて、自分の言葉で答えを言わせてみる。

言えたらまた、褒める。

 

親に認めてもらえる小さな成功体験を、積み重ねてあげることです。

 

息子がいじめられた原因のひとつは、私が多忙過ぎたために、

自分の存在が母親の仕事の妨げになっているのではないかと息子が感じてしまったことで、

彼が自分への自信を持てなくなってしまったからだと思います。

それは当時、彼が、笑わない、写真に写りたがらないことからも分かりました。

学校の先生にも、自信がないことはご指摘を頂いていました。

どんなに、どんなに、寂しかったことか。

彼の気持ちを思うと、今でも涙が出てきます。

あの時、それに気付けて良かったと心から思います。

 

あの時から今まで、毎日私は息子に言い続けています。

「大丈夫。あなたはそのままで尊い。お母さんの宝物だよ。」と。

 

凪 

お読み頂きありがとうございました。

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