C'est ma vie. シンプリスト凪

R45、凪の、暮らしと心のシンプルライフガイド。

町からヤンキーが消えた。子供は良くなったのか?

 

もうすぐ春休み。

気温も上昇して、子供たちが解放感でヒャッハーし出す時期だが、

ひと昔前と比べ、

深夜にコンビニ前などにタムロしている少年少女は、

圧倒的に数が減っていると感じる。

 

静かになった町を見て、

親と学校と地域と警察が頑張ったおかげだな、なんて、

大人たちは話しているが、

残念ながら、頑張ったのは私たち親でも学校でも地域でもない。

もちろん、警察でもない。

 

各地、頑張りの成果はゼロではないだろうが、

頑張っていない地域だって、減っている。

 

子供の質が変わったのか?

いや、思春期は今も昔も、

やたら自意識過剰で感情がこんがらがっているもの、

社会を斜に見ているようで実は純粋で、孤独も群れるのも嫌で・・・。

子供たちが通る思春期の道は、何ら変わっちゃいない。

 

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では、何が変わったのか。

 

答えは単純に、スマホと価格の安い通信網の台頭。

 

うちの息子の周りでも、

中1になればスマホを与えられる子供が大半。

その数は学年が上がるごとに増えていき、

中3になる頃には、

ほとんどの子がスマホを持っている。

部活やクラスの連絡はほとんどLINE。メールじゃない。

 

そして、子供たちは、

スマホを通じて常に誰かとつながる事が出来る。

何も、寒空の中、コンビニに集合しなくってもよくなったのだ。

 

町からやんちゃな子供が消えたのは、

スマホのおかげ。スマホのせい。

場所が現実の世界から、

スマホを通じてつながるWEB上に変わっただけ。

 

目が届く、直接注意も指導も出来るコンビニ前に居てくれた方が、

親はどんなに良かったことか。

(近隣住民にはご迷惑でしょうが)

 

スマホの小さい画面から、

親の想像を遥かに超えたところまで、

子供のつながりは広がっていて、

ひとたび悪意のある輩にぶつかってしまえば、

たちまち犯罪やネットいじめに巻き込まれてしまう。

そんな危険と隣り合わせなことを、

古い社会常識で生きてきた大人たちがなかなか気付けないのも問題。

 

また、スマホによって外出が不要となった子供たちは、

リアル世界のちょっとしたしくじりでも、引きこもり始める。

引きこもってても、世界につながる術があるからね。

外でやんちゃをしていた少年少女が、18歳くらいで更生していくのと反対に、

引きこもり少年はそのうちニートの大人となって、

社会へ出そうとする親と、家庭内で問題を起こし続ける。

 

非行少年も、引きこもり少年も、

抱える問題の根っこの思いは同じと以前書いた。

思春期の子供。

家に居るから安心、じゃない。

親がそれで油断して、問題を先送りにすれば、

子供は一生社会へ還れなくなる。

勉強とか職業訓練も大事だが、

つらくても悲しくても、社会で生き抜くメンタルを育ててあげないと、

後々親も子供も、生涯苦しむことになるだろう。

 

スマホに子守りをさせちゃいけない、

よく言われる幼児期の子育てへの提言だが、

これ、思春期にもバリバリ言える。

 

脳の社会的に物事を考える前頭葉が成熟するのは18歳前後と言われている。

体の外見は大人と変わらないように見えて、思春期はまだまだ子供なのだ。

間違いもあるし悩みもする。

親は、向き合うことから逃げてはいけない。

 


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