C'est ma vie. シンプリスト凪

R45、凪の、暮らしと心のシンプルライフガイド。

子供を置き去りにすることは、親、子供双方にとって何ひとついいことはない。

 

北海道でしつけと称して山に置き去りにされた男の子、

大きなケガも衰弱もなく無事に見つかって、本当に良かったです。

 

ご両親、ご家族、心配と世間からのバッシングとで、

本当に苦しい一週間だったことでしょう。

 

今日の記事は、当事者のご両親を責めるためのものではありません。

それは、私も一筋縄ではいかない頑固な息子の子育て中、

何度となく「もう置いていっちゃうよ。」という言葉を発したから。

実際置いていった事はないですし、もちろん山に置き去りはしませんが。

でも、あえて言いたい。

 

「置いていく」ことは、「しつけ」ではなく、「脅し」であり、

親として、それは一番使ってはいけない禁じ手、飛び道具だと思います。

 

置いていくと言って、実際に子供の視界から消える事は、

子供にとっては恐怖であり、大きな罰になるから、

子供に親の言う事を聞かせるには効果があるかも知れません。

けれど、何度かやるうちに、子供は必ず親が迎えに来ることを学び、

怒られようが、置いていかれようが、

ケロっとしているか、その場限りの反省したフリを見せるだけになってきます。

思いのほか短期間で、その方法は通用しなくなってしまうでしょう。

 

問題は、子供が脅しに慣れることだけではなく、

親にとってはそれ以上、次の手がなくなり、以後の子育てがもっと難しくなってしまうこと、

そっちの方が深刻じゃないですか?

攻撃力絶大の飛び道具に逃げたら、結局は後々、親の私たちが大変になるだけなんです。

 

親の私たちは、飛び道具に頼らず、

丸腰で裸で、子供と対峙する覚悟と地力をつけなければならないのです。

 

どんなに気難しい、やんちゃな、聞く耳がない子供でも、

「なぜそうしてはいけないのか」を繰り返し繰り返し説明する。

子供は1回じゃ治りません。100回でも1000回でも言う覚悟を持てばいいじゃないですか。

何回言ったらアウトなんてルールは子育てにはないんだから。

言葉と心を尽くして真剣勝負で向き合う。

手を上げそうになったら、泣きながらでもこらえて、子供を抱きしめてあげてほしい。

愛しているからこそ、幸せに生きてほしいからこそ、

間違ったことは許さないという親の信念を、言葉と態度と目で伝え続けるのです。

 

それが「しつけ」であり、

しつけは、子供との根競べ、親の度量が試される試練でもあるのです。

子供の親になったのならば、子供と向き合う事と親としての試練、

そのふたつから逃げてはいけないのです。

 

北海道の男の子は、父親を許すと言ったそうですね。

以前記事にもしましたが、

やはり無償の愛は、子供から親への愛の中に存在するんだなと思いました。

子供は親をひたすらに愛してくれている、

だから、胸に飛び込んで腹を割る必要があるのは親の方かも知れないですね。

逃げない覚悟を決めて真剣に向き合えば、子供は受け止めてくれるはずです。

だって子供は親が大好きだもの。

 


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