C'est ma vie. シンプリスト凪

R45、凪の、暮らしと心のシンプルライフガイド。

40代からの生き方。人生の後半は、やりたいことを選ぶのではなくやらないことを選ぶ。

 

今、中学3年、受験生の息子を持つ私。

息子の進路を選ぶにあたって、

将来とは?夢とは?目標とはなんぞや?って考える時間が増えている。

 

学校でも先生方は、「高校でやりたいことを考えて、進路を決めなさい。」と言う。

だから、子供たちは、自分は何がしたいんだろう、何を学びたいんだろう、

ゆくゆくは何になりたいんだろうと、一生懸命に自問自答している。

 

もしあなたがまだ、10代、20代、30代も前半くらいまでならば、

やりたいことや目標を選び、それに向けて動いていく事が王道だと思う。

私たち世代も、長年そうやって生きてきたし、それが正攻法だと疑わなかった。

 

40代も後半になってくると、

体力的、経済的、余命的に、

「私はこれがやりたいですっ!!」と熱い気持ちを持ったとしても、

様々な人生の荷物がそれを許さなくなってくる。

多くの男性の場合は、扶養家族、住宅ローン、社会的評価など、

「本当は俺、戦隊ヒーローになりたい!」って言ったところで、

社会が(特に奥さんはw)許してくれない。

女性の場合も、結婚し、特に子供を持つと、

自分の夢だけを追うわけにいかなくなる。

何かを持つという事は、責任が生じるものなのだ。

 

やりたいことがあるのに、あったのに、出来ない自分、

させない環境、許されない社会に、少しずつ不満が溜まってくる。

それがそのうち諦めとなると、

中年の面白みのないおばさんおじさんとして、

若い人の目には映るんだろう。

半生を省みて、

若者に、恋愛も転職も学問も、若いうちに思いっきりやれよとアドバイスする事は、

概ねの大人が同意だろう。

 

若者と違って様々なしがらみのある大人には、

夢や目標、やりたいことを選ぶのは、実は難しいことなのかも知れない。

(一部そういうの気にしない人もいるけれど)

かと言って、やりたいことを持たないのも、人生まだ半分あるのにもったいないよね。

 

それならば、若い頃に教えられた順番を逆にしたらいいんじゃないかと思うんだ。

何をやる、じゃなく、何をやらないかを選ぶ。

 

やらない事だけを自分の人生から捨てて行けば、

大小さまざまな「目標」は手元に残る。

それをライフステージの中に組みこんでいけばいい。

夢は何も、ひとつしか持っちゃいけないわけではないんだから。

今すぐは出来なくても、10年後なら出来るかも知れない。

そうやって先の楽しみを持つ事が、夢を持つってことなのかも知れない。

たとえそれが大それた夢じゃなくても。 

 

上記の事は、

ミニマリズムの基本でもある、何を持ち、何を持たないで生きるかという自問にも通ずる。

選択するのは、

家電、服飾品、車、持ち家などという物質から、

結婚、子供(とその数)、人間関係、職業、居住地といった人生に大きくかかわる事柄まで。

持たないと決めることで、

これから先、持って生きるものの存在価値がもっと浮き彫りになってくる。

持つものからピックアップしていくより、

実は簡単な気がする。

 

息子にも、何をしたくないのかという逆の視点からも、

進路を考えさせてみたいと思う。

 


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