C'est ma vie. シンプリスト凪

R45、凪の、暮らしと心のシンプルライフガイド。

一袋9円のもやしに遭遇して、何とも言えない気持ちになった・・・。

 

普段はスーパーで生鮮食材を買うのですが、

この日はドラッグストアだけに用があって、

「そういえば今日の献立に使うもやしだけ無かったかも?」と思い出し、

ドラッグストアのもやしを買う事にしました。

 

元の売値は19円、ですが期限が近く割引シールが貼られていて、なんと、9円でした。

 

決していい子ぶりっ子で言うんじゃありませんが、

9円、(まあ19円でも同じですが)って知った時、

お気に入りをお得に買えた時のような、「やった~。」という感情になれませんでした。

 

原価、パッケージの費用、作った人や運んだ人の人件費や利益、お店での販売経費、

どう考えても、辻褄があってませんよね。

もし私が、もやしを作る仕事をしてたら、

こんな売値では、どんなに頑張っても賃金は安いままか、下手したら下がるかも。

そう思うと、手放しに安い事を喜べない。

 

私が子供の頃、学生の頃は(バブルが弾ける前後までかな)、

もっとモノもサービスも高かったけれど、

賃金が上がらないなんて事もなく、

庶民の暮らしだって、将来に不安を覚えない時代でした。

ももうここ20年、ずっとデフレで、

たとえばマックの100円メニューとか(昔はハンバーガーも300円くらいしたよね?)

100均に昔じゃ考えられないモノが売ってたりとか、

いつの間にか、安い事が当たり前になって、

明らかに利益にもなっていない、売れば売るだけ赤字みたいなモノやサービスが氾濫している。

そのモノに関わる人の暮らしを良くしていけない状態が20年も続いている。

 

安い事だけが正義になっちゃうと、

結局持久力のある大手の独り勝ちになって、

真面目にモノづくりをしてたり、地道に商売してたりするところは喰われちゃう。

うちが懇意にしていた街の電気屋さんも、その波に飲まれ、廃業してしまったし。

過度なデフレは、巡り巡って結局庶民にダメージがやってくるんです。

他人事じゃない。

倒産したり、リストラされたりなんてこと、

このままじゃあ明日は我が身かも知れませんよ・・・。

 

売る側が適切な価格でモノやサービスを売れば、

過度な人件費削減、経費削減をしたりする必要もなくなり、

もしかしたら雇用も増えて、

老人でも若者でも、適切な賃金を頂ける職業につけるかも知れない。

我々現役世代だって、毎年ベースアップしてもらえるかも知れない。

そしたら、庶民の暮らしぶりは良くなり、そこから大きな購買力も生まれ、

適正な価格でもモノが売れるはずなんですよ。

 

売る方も、買う方も底上げされれば、

こんなに激安じゃなくったって、みんな幸せになれるはずなんです。

 

こんな、9円なんていう昭和40年代の駄菓子屋のようなモノの価格っておかしいよ。

 

今この瞬間、安い事はありがたい事はありがたいけれど、

それよりも、長い目で見て、

自分たちの行く末も、子供たちのもっと先の未来も、

明るく思えるような経済状態に戻していかなければいけないな~って思います。

私なんかが呟いたところで出来る事じゃないけど・・・。

 

フェアトレードという考え方を、国内間でも取り入れて、

国全体が底上げされることを願います。

 

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