胃カメラ検査の流れと費用と結果。人生初の内視鏡、案ずるより産むがやすしでした。
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仕事の本番前など緊張感が高まった時に、
以前から胃がキリキリ痛むことはありました。
でも、だいたいその日限りの一過性のもので、
ふだんは緊張感のないゆるい暮らしなもので(^^;特別気にしていませんでした。
でも最近になって、そのゆるい場面でもキリキリ痛む頻度が増えて、
緊急的に痛み止め(本当は胃にはよくないですが)を飲んでも効かなかったり、
傷みも強かったりする事が増えまして・・・。
もしかして?という不安も無きにしも非ずで。
かかりつけの内科で内視鏡検査が出来るので行ってきました。
バイト先レストランのマダムも、ずっとそこで定期検査をしているそうで、
「すごく上手だから大丈夫だよ!」と、苦しそう、怖い~とビビる私の背中を押してくれました。
前日9時までに食事は終了。それ以降は水分のみOK。
当日起床後は、コップ1杯程度の水まではOKですが、食事やその他の飲み物はダメです。
熱帯夜だったので、水分制限がちょっと苦しかった。
しかも、緊張からか夜中に何度も目覚めてしまい、眠れなくなっちゃって(^^;
ネットで胃がんとか、調べちゃったりして。はぁ~。
とにかく緊張でガチガチしながら、空腹と喉の渇きで朦朧としながら、
10時の予約時間に出向きました。
まず、胃の中の泡を消す液体をおちょこ1杯程度飲みました。
次に、喉にスプレー状の麻酔薬を噴射してもらいます。
リステリンの1000倍くらい(笑)ピリピリ感のある麻酔薬をつばと一緒にゴクンと飲む事2回。
あっという間に喉の奥からしびれて感覚が無くなっていきました。
ベッドに横になり、精神安定のための注射をしてもらいます。
この注射は希望者だけで、少し眠くなりぼーっとする感じで、気分が落ち着くのだそう。
もちろん私は希望してやってもらいました。
なんなら完全に眠らせてくれ~って気持ちでした。
口に筒のようなモノをくわえて、いよいよ管が挿入されます。
初めてなので、先生が上手いか下手かなんて分かりませんが、
人に聞いていたほど、えづく感じは無く、小さなコホという咳払いがしたくなったくらいで、
一番の難所を管が通過して行けたようでした。
看護師さんに「もうツラい所、通過しちゃったから大丈夫だよ~。」って言って頂いて、
そうかぁ、良かった~と、そこでようやく緊張が少しほぐれました。
モニターには、食道、胃、十二指腸、小腸の入り口まで、体の中が鮮明に映し出されていたけれど、
初めて見るそれは、自分の体の中を見ている実感が全然なかったです。
根拠も無く、意外と悪そうな場所はないなと、他人事のように見ていました。
先生が、上も下も、右も左も、くまなく見てくれている感じとして、
お腹の中がぐるんぐるんする感覚はありましたが、痛みはなかったです。
痛いの大嫌いなのでホント良かったです。
そういえば、妊娠中に子供が動く感じ?に似ていました。場所はも少し上ですが(^^)
検査時間は10分弱で終了。
ぼんやりとした注射の効果が切れるまで30分ほどベッドで休みます。
ホッとして、速攻眠りました(笑)
看護師さんに起こされて、先生の結果説明へ。
腫瘍状のものは無し、潰瘍も無し。
慢性胃炎も無し。
ピロリ菌もおそらくいないでしょうと。
正式な結果は生検後に出ますが、ピロリ菌の有無は内壁の様子で分かるみたい。
ちなみにピロリ菌は胃がんの原因になると言われる腸内細菌で、
40代以上の人は保菌している人が多く、胃がんのリスクが5倍程度上がるそうです。
結果、私の上半身の消化器官は、いたって綺麗で健康でした。
すごく安心した。
すぐ息子にラインしちゃった。
検査の費用は、ピロリ菌の有無を見る生検を含んで8000円程度でした。
症例によって、1万円を少しオーバーすることもあるそうです。
この金額で色々安心できるなら安いな思いました。
これからは1年に1度は受けようと。
そして、ビビッて受けていない、他の部位のがん検診にもちゃんと行こうと思いました。
検査終了から2時間経てば、食事も水分もOKでした。
色々な心配が晴れて、帰り道に買ったお弁当はいつも以上に美味しく感じました。
そして、美味しく頂ける事に感謝だな、
健康で居られる事って素晴らしいなと思いました。
凪