C'est ma vie. シンプリスト凪

R45、凪の、暮らしと心のシンプルライフガイド。

30年前と同じ場所で記念撮影が出来る成熟したヨーロッパ社会。

 

とても面白い記事を読みました。

詳しくは下記リンクをお読み頂くとして、

要約すると、アメリカ人の女性が30年前に訪れたヨーロッパの同じ場所で、

もう一度写真を撮っているという記事です。

www.msn.com

 

驚くことに、30年も経っているのに、

背景の街並みや家、橋や建造物、そういう景色が全然変わっていないのです。

ついつい心奪われるヨーロッパの街並みの美しさは、

街を、人々が丁寧に、愛着をもってメンテナンスし続けているからこそなんだなと、

あらためて感心してしまいました。

 

記事の本文でライターさんも書いていましたが、

日本ではなかなかありえない事だなぁって思いました。

京都や奈良のような古都と言われる場所ですら、

歴史的な重要文化財以外の店舗や普通の家はどんどん建て替えられていっちゃって、

30年も街並みが変わらない場所を日本で探す方が難しいくらいです。

 

私は今の場所に住み始めて20年近くになります。

住宅街と下町の商店街が共存するエリアで、川もあり、海も割と近いです。

この20年で、橋は架け替えられたり、

工場跡地には大きなマンションが建ったりしています。

住宅街は、大きなお屋敷が売りに出されると、

敷地が小さく区分けされて、何軒もの狭小住宅に変わっていってます。

商店街も、年々廃業していくお店が増えてます。

住民の世代交代とともに、町も作り替えられていっている、そんな印象です。

 

全てが悪いとは思いませんよ。

新しい家や施設は、バリアフリーや省エネがすすんで暮らしやすいですしね。

地震列島日本だというのもよく分かってます。

でも、なんだか少し寂しくなるようなこの気持ちは何なんでしょう。

母校が廃校になるような切なさ?って言うんでしょうか。

 

生まれ育った土地や懐かしい景色は変わらないでいて欲しいと願うのが、

人なのかも知れません。

 

写真はGWに行ったドロフィーズ浜松。古い建物を活かしたリノベーションが素敵でした。

f:id:cestmavie:20170720174718j:image

 

何度かブログに書いていますが、

私は古いモノが好きで、昔はアンティークショップをのぞくのが趣味でした。

なので今の家も、古くなってきても私にとっては逆に魅力ですし、

その魅力が引き立つようにリノベーションをしていきたいと思っています。

 

古いビルを取り壊して、近代的で他を圧倒するようなビルに建て替えまくる日本という国。

資源も少なく、国土も狭く、最近は長引く不況で雇用も無い。

建設業が国の経済を回しているから仕方ないのかも知れませんけどね・・・。

 

発展、発展、そういう考え方はグローバルスタンダードなのでしょうか?

どちらかと言うと後進国的な考え方だと私は思いますが。

先進国ほど、むやみやたらなスクラップ&ビルドの考え方からとっくに抜け出していると考えます。

日本は高度経済成長の亡霊に取りつかれた、物の考え方後進国だな。

これから人口がどんどん減っていって、購買力もどんどん下がっていくのに、

箱物なんか建てて誰が買うんでしょうか、使うんでしょうか。

 

古さは悪じゃないのになって常々思っている人が、実は多くいるはず。

その声が広まっていけば、

冒頭の記事のような、ロマンティックジャーニーも実現する日が来るでしょう。

 

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