C'est ma vie. シンプリスト凪

R45、凪の、暮らしと心のシンプルライフガイド。

親というものは…

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ネットで某著名人の検索をしていたら、

偶然、知人の不幸の情報に遭遇しました。

音楽の仕事で、当時よく応援してくれていた方のご子息、私はご子息とはお会いしたことはなかったのですが、40歳になる手前で突然亡くなってしまったとのことでした。

 

ご子息が亡くなった頃は私が仕事を休んでいた時期だったので、亡くなったという事はずいぶん経ってから事務所の代表から聞きました。

 

仕事を再開して、最近はその方とまたお電話したりはするものの、息子さんの話は出ては来ません。

お気持ちを思うと、大丈夫ですか?お元気になられましたか?なんてこと、言えない。元気なわけないし。

 

知り合った時から、博識で芸術にも理解があって、いつも紳士な頼れるおじさまという方だったから、その方から見たら娘と変わらない年齢の私のような若輩者に弱音をこぼすような人ではないのは分かっています。

だから、いつも、たわいない話や楽しかった昔話をして、お電話を終わらせていました。どうかどうか、少しでも早く心安らぐ日が訪れますように、と胸の中で祈りながら。

 

ご子息は著名な方だったので、ネットに訃報が残っていたのですね。

いくつかの検索結果の上の方にあったものを見ると、

故人にコメントを書いたり、webのページ上ですがお花や御線香を手向けられる、著名人の供養掲示板がありました。

 

ご子息のページにあったコメントは、ほとんどが父よりと記されていました。

四季の移り変わりや、家族の様子、時事の話題など、父から息子に宛てた普通のお手紙、ひとつだけ普通と違うのは、お返事が無いという事です。

知人の胸の内を想像して、言葉にならない気持ちになりました。

ですが、ダンディーでいつも颯爽としていたあの頃の知人のままの語り口だったのもあり、お気持ちが落ち着いていらっしゃるのだなと、少し安心したのでした。

 

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私もお花と御線香を供えさせて頂きました。

そして気がついたのですが、

お花と御線香を毎日供えている方がいました。

その方のお名前欄には「お母さん」と。

それを見て、もう涙をこらえることが出来ませんでした。

 

亡くなってからずいぶん経っているのに、毎日毎日、このサイトへ来ては、お花を手向け、息子を想い続けていらっしゃるお母さん。

私も息子を持つ母親だから、自分に置き換えてみれば、どれほどの悲しみか、少しは分かるつもりです。

でも、私の想像の遥か上の悲しみなんだろう…

私の父は既に亡くなっていますが、思い出して泣かなくなるまでに10年位かかりました。

それが我が子なら、涙が乾く日は来るのだろうか。

 

私は元気で生きなければ。

母より先に逝かないように。

息子には、元気で居てもらわなければ。

毎日、一緒に過ごせる事に感謝しなければと思いました。

 

生前、社会的弱者の為に頑張っていらしたご子息様の遺志を引き継いでいらっしゃる方々も居ました。

皆さんの心の中で思い出と遺志が生き続けていることが、ご遺族の日々の活力に少しでもなればいいなと願います。