より少ない固定費で暮らせないか、検証してみる
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病気や離婚や失業や、出来れば経験したくない試練には、避ける術があるけれど、
老後は誰にでも避けられない問題。
光陰矢のごとし、
私も気が付けば、初老です。江戸時代ならそろそろ寿命です・・・。
学生時代からの友達と集まると、気が付けば話題は健康、持病、老後、年金。
あんなに恋バナで盛り上がっていた乙女たちは、
いつのまにやら熟女になって、恋の話は全く出てこなくなりました(^^;
「パンが無いならお菓子を食べればいいじゃない。」
マリーアントワネットの有名な言葉のごとく、
「お金が無いなら稼げばいいじゃない。」と、ザルを抱えて生きていた私。
とにかく仕事、仕事だったので、入ってくるものは多かった。
けれど多いと、知らず知らずに生活費が膨らみます。
食費、交際費、レジャー費、被服費、
どうせならちょっと良いモノ、そういう選択が増えていきました。
ひとつひとつはわずかな差で、贅沢をしているという意識は少なくても、
積もり積もれば、結構な額です。
よく経済紙などで言われている、額面は平均以上なのに、隠れ貧困というやつです。
中年以上のファミリーは、子供にかかるお金も増え、
お上は容赦なく取りますからね~。
このまま、老後のリタイヤ生活に突入して、膨らんだままの暮らしでは、
昨今言われている老後破たんは目に見えている。
余計なモノを買わないことは第一ですが、
当たり前と思っている固定費を減らせないか検証することも大切です。
医療、生命保険料。
同じ金額か変わらない金額で、よりよい条件の保険はないか、
もう少し金額が増えても、よりニーズにマッチする保険はないか、
見直そうと思いました。
心配だからと補償を大きくしがちですが、
本当に心配な危機的リスクにだけにかけるのが保険の原則です。
自助努力ではカバーしきれないリスク、
それは何かは自身でしっかり考える必要があります。
よく分からないから適当に言われたままのプランに入っているという人も多いと思います。
よく分からないモノにお金を払う事、
それほど無駄で恐ろしい事はないと思いませんか?
なんて偉そうな事を言っている私も、見直したのは最近です。
火災保険料。
法令が変わった自治体があります。事実、うちの所も変わってました。
新しい法令に合わせた設備を追加していないと、
保障が基準通り受けられないこともあるそうです。
せっかく掛けた保険が無駄にならないように、古い契約のままの方は見直す必要ありです。
我が家では、保険以外にも、
自宅の警備プランを見直し月2000円カット。
使わないクレジットカードを解約して年会費20000円カット。
携帯電話のプランを見直し月2000円カット。
ipadは電話会社との契約を停止。wifiのみで使用にすれば負担ゼロに。
もろもろの見直しで年間15万円以上のカットに成功しました。
知らず知らずのうちに、こんな金額を浪費していたなんて、
自分のおろかさを嘆きました。
最近は企業間の提携やグループ化がすすんでいるので、
同じグループの中で各種サービスを契約するだけでも違いが出てきます。
生活費の節約は意識が必要ですが、
固定費は一度見直せば、その後はずっと減らせます。
私を代表とするズボラーさんにこそ、おすすめです。
凪