仕事とPTAの両立、私の場合。
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先日の、ママ友の記事で、
ちょろっと触れたところ、
聞きたいとリクエスト頂いていたので、
ワーキングマザーをしながら小学校のPTAをした経験談を書いてみたいと思います。
私が初めてPTA委員を引き受けた当時は、
①週3フルタイム契約社員の仕事(兼業可の会社)、
②①の会社の合間に、音楽・芸能事務所の内勤スタッフ(こちらも兼業可)、
③②の音楽・芸能事務所の公演に出演するMC、ボーカリストとしての仕事→これが本業
の3つをしておりまして、
曜日や昼夜問わず、仕事がありました。
どこの小学校でもお約束だと思いますが、
息子の学校でも、
子供ひとりにつき委員は1回やるべしというルールがありました。
うちは共働きの上、
近くに預けられる実家や義実家もない環境だったため、
子供がそこそこ自立する小3か小4で
委員を引き受けようと決めていたので、
その準備として、事前に、
先輩のお母様に色々とリサーチをしました。
一番気になったのは、
仕事を持っていても活動に参加出来るのかという部分でした。
小学校のPTA本部はめちゃくちゃ忙しく、
専業主婦の方でないと難しいだろうということ、
それ以外の小委員会では、
活動の曜日や時間帯は、
その年度の委員長によるところが大きいということ。
と言うことは、
委員長になれば、
自分の仕事の合間を縫って、
会議や活動をすすめられるということ。
逆に、私より時間に余裕のある人が委員長になった場合、
参加不可能な時間に会議などを設定されてしまったら、
幽霊部員決定。
そこまで分かったので、
役職決めの時に委員長に立候補しました。
①の仕事は希望シフトを出せる、
②、③は時間、曜日、など、自分次第で融通がききやすい。
3つ仕事をしていてもやれそうなのが、
委員長枠だけだったんです(^^;
PTA全体での会議が毎月1回、
私が委員長になった委員会の会議が毎月1回、
そのほか、活動日が月1〜3回程度。
私の意志では変えられないPTA全体での活動以外は、
出来る限り、自分の仕事の合間に活動日や時間を設定することで、
委員会の仕事を率いることが出来ました。
そして、これは予想外だったのですが、
委員長に立候補したことが、いい結果を生みました。
自己紹介の時に、
仕事を3つ掛け持ちしているが、
一人っ子でその点では余裕がある自分、
時間をやりくりして、委員長をやらせて頂くことをお伝えしたところ、
それならばと、専業主婦のお母さまや、
小さい未就学児を抱えたお母さまが、
副委員長、書記、会計と、次々立候補してくださったのです。
みなさん、出来るなら委員も、
もちろん役職もやりたくないと思っていたことでしょう。
でも、私がこんな状況でもやると言ったことで、
面倒な役を誰かがやってくれないかな~という重苦しい空気が一変、
委員会が一気ににひとつになり、
協力しあおうという空気になったのです。
委員さんの中には、シングルのお母さまもいらっしゃいました。
働きながらPTA活動をすることが大変なのは、私も100も承知のため、
無理な時は休んでください、
可能な時に、お力を貸してくださいとお伝えしました。
同じ働く母として、
そのお母さまも、土日の活動日などにご協力してくださいました。
委員長が出席必須の活動以外で、
どうしても出席が難しい時は、
副委員長さん以下、役職のない委員さんたちにも、
たくさん助けて頂けました。
PTAって、
あの人はなんでやらないの?
あの人はなんで出てこないの?って言い出したら、
キリがありませんよね。
仕事や下の兄弟の保育など、
忙しい理由も様々な保護者が集まっているんですもんね。
やれる人がやれる時に、力を持ち寄る委員会、
それをモットーにしたら、
1年間、本当に円満に、円滑に、
活動することが出来たんですね。
ここまで読んで、
私のように融通が利きやすい仕事じゃなかったり、
委員会に活動日の決定権がない学校だったりして、
やっぱり自分は無理かな~って思われたかも知れません。
でも、心配しないでやってみてほしいです。
自分の状況をしっかりお伝えした上で、
例えば、
会社がお休みの土日の行事を担当させてもらう、
会議に出られない分、会議前後の資料作りや、
印刷物などの制作を担当させてもらうなど、
出来る限り協力したいという気持ちをみせればいいのです。
普段から社会の中で、
効率やスピードなどを求められているワーママさんたちは、
数字やパソコン作業にも強かったりして、
PTAにおいても、とてもありがたい存在です。
PTAは適材適所な所、
「完璧な母」しか出来ない場所ではないのです。
現在の私は、
①を辞めて本業のみとなり、
その本業も、
パソコンとインターネットがあれば在宅である程度までは出来る体制を敷いたので、
週5は家に居ます。
よって中学校でも、
楽しく委員をさせて頂いてます。
先生方とも親しくなり、
学校の中の様子がよく分かるから、
安心して子供を通わせられています。
中学生になると、
思春期の子供との会話は減ってきます。
地区の治安、学習状況、
進学準備、部活動、
子供の人間関係など、
小学生時代にも増して、周囲からの情報が頼りとなってきます。
そんな時、
学校へ関わっていることがとても大きいのです。
そういう意味でも、
PTAをやっていて良かったな〜って、
いつも思っています。
凪
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