人間関係の断捨離に待った。大人の友達関係、若い頃とは違って難しい?大人の友情とは。
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20代~30代の方々が、
ライフステージの違いから価値観が合わなくなって、
友達を断捨離してしまう話を見聞きすると、
もったいないなと思います。
なんとなく寂しい話ですね。
学生の頃は、
朝から晩まで一緒にいて、
持ち物から髪型まで、何もかもおソロにして、
恋の失敗までことごとく共有して(^^;
社会人になったら、
同じ時期に結婚して、
近所に住んで、
歳の近い子供を産んで、
一緒に子育てしようね~なんて夢を語り合って(^^♪
少女の頃は、そういう一糸乱れない事が、
親友だと思っていた人も多いと思います。
実際には、
女性の人生は社会に出ると多様化していき、
似たもの同士、分かり合えていた親友とも、
ズレが生じていくこともあるでしょう。
40代も後半、50代も近くなってくると、
30代の終わり頃まで、
それぞれが選んだ人生で精一杯だった仲間たちが、
時間や心のゆとりをもう一度得て、
再び集まって来ていると感じます。
独身で自立し、バリバリ働いている人、
子供をたくさん産んで、生き生きと子育てしている人、
子供を持たず、パートナーとの生活を楽しんでいる人。
ワーキングマザー、
すでに孫がいたり、親の介護に直面している人。
様々です。
バックグラウンドは違えど、
会える時に会えるメンツが気軽に集まったり、
SNSで話したり。
若い人にお伝えしたいのは、
長い人生、
ライフステージが変わったからと言って、
これからずっと断絶しなければならないわけじゃなく、
しばらくの間、お互いの生き方を尊重すればいいということ。
今が、そうなだけ。
未来を決めつけず、
答えを時間の流れにゆだねたら楽です。
違った価値観や生き方を尊重しあえる関係。
それぞれの時間を生きていても、
離れたところから生き方にエールを送り、
ふとした時に、気持ちをこぼせる相手がいることは、
モノやお金に換えられない幸せです。
心の中まで何でも吐き出し合う関係でなくていい。
むしろそんなこと相談されても返す言葉もないわって悩みも、
大人にはあります(*´Д`)
だからこそ、
相手の負担になるような悩み相談はしない。
けれど、ちょっと苦しいなって時、
たわいない話をするだけでお互いが楽になる。
ほどよい距離感を保って、
相手の立場や心を思い遣れるのが、
大人の友情だと思います。
凪
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