40代シンプリストとしての自分らしさは、これまでのマキシマムな生き方からの贈り物。
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40代後半に突入する私。
30代の終わりまでは、暮らしのモノの多さだけではなく、生き方がマキシマムでした。
職種は3つ4つ掛け持ち、子供の行事も絶対参加、PTAもやり、イジメとも戦い、自分磨きも頑張って・・・。
今考えると、まぁよく頑張れたもんだと。
あの時代は、仕事も子育てもオシャレも余暇も美容も、
何もかも充実させたい一心で、人生の全部を取りこぼしたくなくて、
大荷物を抱えて必死に走っていたんだなぁ~って思います。
私は悩みがあっても人に相談する事を(ほとんど)しないので、
今の状況が自分にとってGOODかBADか、答えがYESかNOか、
いつも自問自答を繰り返していました。今もします。
でも、自問自答、それが良かったんだと思います。
悩みって、人に相談することで、自分の心が一時的には軽くなる事はありますが、
ズバリ解決するような答えが出るものでもない。
本当に自分に必要な答えは、自分との深い対話の中でしか見つからないと思うのです。
周囲の人からもらう言葉は、自分の答えにたどり着く為のヒントではあるけれど、
その言葉を答えにしちゃうのは性急過ぎる。
七転八倒、紆余曲折して自分で絞り出した答え、結局はそれが一番正解に近いと思います。
マキシマムな時代でしたが、
今の自分から見れば、やはり30代まではとても若くてエネルギーに溢れていた。
あの時代までに、色々なことに貪欲にチャレンジして、
トライ&エラーを繰り返しておいて良かったなぁって本当に思います。
たくさんの経験、悩み苦しんだ時に導き出した解決方法が、私の中にノウハウとして蓄積されています。
その経験値があるので、今はあれこれと回り道しなくても、
最短距離で自分にあった答えにたどり着けています。
しかも、無理なく自然体で。
今の暮らしは、目に見えるモノだけじゃなく、悩む時間もミニマムなのです。快適です。
心と記憶に根付いた雑草のような強さと孤高の魂は、
ゆるやかに老いて弱っていく体を補うのに十分すぎるエネルギー源となるでしょう。
だから歳をとることなんて、怖くもなんともない。
毎日、一日が始まるのが楽しみです。
凪
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