テレビを消して、子供と話そう。
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暮らしと心のシンプルライフをすすめていく過程で、
子育てに関してもぶれず、迷わず、出来るようになってきました。
「子供の心に寄り添う子育て」をポリシーとして、日々子供と過ごしています。
そんな私の考え方を子育てカテゴリーで書いています。
我が家の中3の息子と私。
たぶんかなり、仲がいいと思います。
とは言っても、ラブラブで甘々な仲の良さではなく、
何でも話せる親友のような、もっと言うと戦友のような感じです。
小学校の時のイジメを一緒に乗り越えた事が、
何より強い絆を作ってくれたと思っています。
中学生ともなれば反抗期だったり、自分の世界に閉じこもったりする年頃。
周りと自分との価値観の違いに日々葛藤をしてはストレスを溜めている世代です。
自分もそうだったから、息子のイライラは良く分かります。
そのイライラを、反抗期だからそっとしておこう、とは私は思わないんです。
息子も私をはけ口にしてでも、イライラを収めようとしてきますしね。
昨日の夕方も、持て余すほどイライラが溜まってしまったようで、
帰るなり、息子の機関銃トークが始まりました。
どんな愚痴も、誰かの批判も、家の中だけは一旦は許しているので、
(その代わり、外では絶対に言わない約束)
そんな時は私も、息子の気が済むまで話に付き合います。
あ~だこ~だ、2、3時間も話を聞く間、私の姿勢は基本は共感。
うんうん。そうか、そりゃむかつくわ。お母さんなら喧嘩になってるわ。
よく我慢した、偉いね、そんな相槌で聞いています。
不満を全て吐き出させた頃に、
相手の立場からも、一度考えてみる事、
中学生としてというより、社会ではどういう振る舞いが求められるかという事、
苦手な人との付き合い方は、相手に自分の価値観で期待し過ぎない方が楽だという事、
などなど、
母親としてではなく、社会人の先輩として、
息子が社会へ出た時に役に立つためのアドバイスをします。
息子の反論が出ることもありますよ、もちろん。
そんな時も、とことん話し合います。
年齢が上がるにつれ、愚痴大会も回数が増え、時間も長くなってきましたが(^^;
その時間を避けて通りたいとは思いません。
思春期特有の「産みの苦しみ」、自我確立の途中の彼らには、
素の自分をさらけ出して毒を出し、また花を咲かせるために、
適切な水と栄養を与えてくれる人の存在が絶対必要なのです。
それは親がやるべき役目だと思います。
懇談会などで、「うちの子、何を考えているか分からない。」というセリフをよく聞きますが、
それは聞かないからでしょうと私は思います。
子供が思春期に突入して分からなくなってから聞いたって、それでは後手後手です。
小さな頃から、子供の気持ちを聞く耳を親が持っていたか否かです。
親の知りたいことを尋ねるという意味の聞く、ではなく、
子供の心の声に耳を傾ける、聴くです。
忙しかろうが、眠かろうが、何時間でも聴いてあげてください。
きっと信頼し合える親子になります。
愚痴大会の最後に、私が必ず言う事は、
「誰が何と言っても、あなたはお母さんの自慢の息子。
とてもいい子に間違いない。自信を持ちなさい。」
です。
むき出しでささくれだった心に、
絶対的な信頼と愛という薬を塗って、愚痴大会はおしまいになります。
ケロッと元気になって、ゲームしたり、アイスを食べたりしてる息子の横顔を見ながら、
毎日見守っているからね、と心の中でつぶやくのです。
凪
我が子が不登校になったら?
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