人間関係でクヨクヨしないための考え方と良好な人間関係の築き方。
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人間関係で、
あの時はああいう振る舞いで良かったのだろうか?
あの言葉は適切だっただろうか?
あの人は喜んでいても、別の人は目が笑ってなかったな、などと、
過ぎた事をクヨクヨしてしまう事は誰にでもあると思います。
若いうちは私もそうでしたね。
人の感情が敏感に読めてしまうほうだと思っていたので、
色々深読みしてはクヨクヨしていました。
でも今考えると、人の感情が読めるなんて特殊能力があったわけじゃなく、
ただ単純に、人から自分がどう思われているかに過敏になっていただけじゃないかと思うのです。
若さの特徴、いわゆる自意識過剰ってやつです。
今は、自分が思うほど他人は人の事なんてどうとも思っていないだろうなって図太くなりまして、
終わった事をクヨクヨする事はほとんどなくなりました。
私がこの境地に至るまでに、そして現在も、
いつも心に留めている「クヨクヨしないための考え方」は、
他人の感情の部分まで、私がどうにかしようとしない事です。
どう思っていようと、自分が気に病んだところで、コントロール出来るモノじゃないからです。
結果が出たら、もう流れに任すしか、成す術なんてないのですよ。
かと言って、好き勝手に振舞っている訳ではありませんよ(^^;
私はPTAを長くやっていて、学校の先生方ともいい関係を築けているので、
イジメ問題など、学校にかかわる問題をお母様方から相談される事も多いです。
そんな時は出来る限り力になれるよう努力します。
その他、部活でも行事でも、世話役を積極的にしています。
原動力は「子供たちが幸せに学校生活を送れるために」です。
(職場でのスタンスは先日記事にした通りです。)
その大原則プラス、自分のした事で誰かがひとりでも喜んでくれたり、
役立ったりしてくれればいいと思って、いつも行動しています。
誰も見ていない様な小さな事だけれど、関わった方々からは感謝して頂く事も多いです。
人間関係の最小単位は一対一。
常に、ひとりひとりとの良好な関係性を築くことに注視するのです。
ひとりひとりからの信頼があれば、当然、集団からも信頼は得られるのです。
個別をおろそかにして、集団全体からの高評価をもらおうと思わない方がいいです。
それはリーダーシップが要る事だし、
目立つ存在であればあるほど、アンチも発生するのが世の常だからです(^^;
昨今は、「嫌われる勇気」なんていう逆転の発想が話題となっています。
空気を読み過ぎてストレスを溜めている日本人を変えようという提唱だとは思いますが、
少し湾曲してとらえられてしまう危険な言葉だと思います。
言葉通り、「嫌われてもいいや。」って誤解してしまって、思ったことをズケズケ言ったり、
周りの意見も聞かず自分さえ良ければいいというような振る舞いをみんながしてしまったら、
この社会は無秩序になってしまいます。
日本人の良さを失ってしまいます。
私は嫌われる勇気を持つくらいなら、
皆がやりたがらない仕事をする勇気を持った方がいいと思います。
見て見ぬふりをやめて、潤滑油になる勇気です。
そう言って、息子も育てています。
ひとりひとりとの良い関係を築くこと、これが自分の環境を良くする事につながるのです。
まさに、情けは人の為ならず、なのです。
凪
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