出張お片付け。押し入れ収納編。ビフォーアフター紹介します(^^♪
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ひとつ前の記事で、ご紹介できなかったビフォーアフター。
依頼主様のOKを頂けましたのでご紹介しますね。
このお宅の1階は、
カウンター式の対面キッチンのあるLDKに和室がつながっているタイプ。
和室は、夜はご主人の寝室で、ご主人の着替えもここです。
冬はこたつを出してリビングスペースにもしているそうです。
事前に送って頂いた、和室の押し入れの中の画像です。
ビフォー左側。
上段は、ご主人の衣類がぐっちゃぐちゃに積んでありました。
アイテムごとの分類も全くされていないので、探すのだけでぐちゃぐちゃになり、
たとえ綺麗に畳んで置いても、抜いた所から崩れてしまいます。
毎日上げ下ろしするご主人のお布団がその上に。
よくあるお布団台は毎日のどさくさで足が折れていました(^^;
天袋は、枕とか?なぜここに?というようなモノをとりあえずしまった感じでした。
下段には、プリンターが2台、掃除機、
奥に大きなこたつ座卓、ご主人の出張用の大きなスーツケース。
もう片方の上段はワイシャツ掛けのスペースになっていました。
下段は除湿器が入っていて、その裏にはご主人のボストンバッグ類がゴチャっと放置。
幸い上も下もギッチギチにモノを詰め込んではいないので、
「出しやすく、仕舞いやすく」を第一に、分類と収納していきました。
収納ケースなどは全部元からこのお宅にあったものを利用しています。
「この場にこれを置いておきたい」という依頼主さんのご希望に合わせています。
アフター。
まずは左側。
ここに積みあがって雪崩のようになっていたご主人の衣類を、
2階にあったフラップ式のボックス4つに仕分けして収納。
ボトムスは畳んでBOXの上に置いています。
BOXの手前には、靴下やパンツなど細かい衣類をカゴに分けて収納。
ハンカチやベルトもここへ。
ふすまを開けたらどこに何があるかが一目瞭然なので、朝の身支度も時短に。
天袋には出張で使うボストンバッグなどを。
背が高いご主人なので、ひょいっと手が届きます。
複雑な収納方法でなく、「置くだけ」でいいので、仕舞うのも簡単。
男の人って、女の人が好きな整然とした収納はめんどくさがって維持してくれないので、
ワンアクション収納を徹底します。
元は衣類の上にあったお布団は、下段に移動。
この日は直置きになってしまったので、
すのこ様のグッズやお布団ワゴンなどをここへ買い足す提案をさせて頂きました。
お布団の奥には、元々閉まっていたこたつ座卓が入っているだけです。
奥行きの深い収納は、何列にも収納しないのが基本。
なぜなら、奥に入れたモノは忘れるしほぼ出さないから。
我が家にも奥行きの深い収納がありますが奥はあえて空洞だと言ったら、
依頼主さんも友達も驚いていました。でも納得してくれてました。
こたつを出し入れする年2回だけなら、前後収納も苦になりませんね。
押し入れの右側です。
上段に、和室に出しっぱなしになっていた、大型ハンガーラックが入りました。
元々ワイシャツを掛けていたラックは少し小さかったので、大小を入れ替えました。
今まではワイシャツで一杯だったのですが、これからはスーツも掛けられます。
小さいラックは、着かけた衣類の一時掛けとして、和室の隅でこぢんまりと使えます。
天袋には、ご主人の秋冬衣類を衣装ケースにまとめて入れて置きました。
現状は、衣替えをしなくちゃいけないほど、ご主人の衣類は多いです。
(2階のクローゼットにもあり)
奥様もあらためてそれを実感したとの事。
長年全然着ていないものもたくさん持ったままなので、
これをきっかけに、ご主人にも衣類の取捨選択をお願いするそうです。
下段は、奥にスーツケース、手前に除湿器を。
除湿器は、雨の日の洗濯物を干すのがこの和室なので、
ここへ収納しておきたいとのご希望です。
カゴのようなモノは隣りの収納から溢れた奥様の衣類です。
この押し入れの横に、半間の観音開きの押し入れがあるのですが、
そこも実はやらなくちゃいけなかった。
これが現状です。
奥行きが深いのと幅が60センチ程度しか無く、引き出し収納ケースが2つ並ばない。
ここは特に使いにくい空間だと思います。
今回は時間が無いのと、使い回せそうな収納グッズがおウチに無いのとで未着手。
奥様の衣類と娘さんの衣類を溢れないように仕舞えるような、
収納方法とグッズを提案しておきました。
最後にご感想のLINEです。
ご家族皆さまが喜んでくださったようで良かったです。
収納マニアや家庭内を仕切るお母さんだけが満足しているのが良い収納ではありません。
揃いの入れ物がズラーっとなっている収納は綺麗ですが、
小さいラベリングは老人には見づらく、子供には分かりにくく、
そこへ絶対戻して!って言われても、何ステップも踏まなきゃならず、
いちいち面倒じゃないですか?
面倒なところから収納は乱れていきます。
私は、家族全員、老若男女、誰にでも使いやすい収納が「良い収納」だと考えます。
それをユニバーサル収納と呼んでいます。
収納は凝り過ぎないに越したことはありませんよ。シンプルイズベスト。
子供でも簡単に戻せれば、お母さんは楽になるんですからね~。
長くなったのでキッチン編へと続きます。
良かったら収納について書いた過去記事もお読みくださいね。
凪
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